お知らせ&加盟店ブログ

2019.04.24

いつまで君は働くのか

定年退職という制度が見直されつつある。労働者不足が根底にあるようだ。
義弟が、定年を前に退職したと聞き、どうしてかと問うと、なかなか大変な気苦労で、「もう、いいかな」といったところか?教師という職業は、人間を相手で専門知識以外に繊細な心配りも必要で、又タフさも兼ね備えねばならない職業のようです。
私ぐらいの年になると、同級生の大半は退職して年金生活。一方で、現役で働いている人の一群に、手に職を持った人や、自営の人々がいます。この後者の人々には、仕事と生き甲斐が一致している人が見受けられます。無論、収入を得んがための労働の一面もあるようですが、「余人をもって耐え難し」といった存在感がこの年になると身についており、「さぞや仕事も出来るに違いない」といった周りの評価が更に元気の源となっているようです。
人生を振り返ってみると、家族、友人、そうして、仕事仲間、その全てに大切にしたい思い出がたくさん含まれているのですが、別けても生きてゆく糧を得た、仕事、かなりの時間精力を費やした労働の日々が楽しい思い出から消去されてしまったとしたら、人生の3分の1程が色褪せたものだと言えましょう。
私共の仕事は、個人のスキルに負うところが多く、アイ・ホームの会社は、多くの個人商店を束ねているような、そんな性質を持っています。経験を経てスキルが上がれば、頼りにされ、責任も大きくなりますが、同時に自信も育つというものです。
さて、アイ・ホームを65才で退職された方と久し振りにお会いしたところ、髪ボウボウで驚きました。何かしたいとの事で、お客様のプラン作成のお手伝いをお願いしたところ、たちまち10才ぐらいは若返られました。
もともと優秀な方で、アイ・ホームの設計の長をされていた方です。退職前は、設計部の仕事全体を見ておられ、役所等への打ち合わせもされて、具体的な設計の実務からは遠ざかっておられました。
「お客様から、ご要望を直接お聞きして設計する」「お一人、お一人の暮しにこれから設計する住まいがどれだけお役立ち出来るか?土地を見て、環境を見て、具体的な計画をご提案する。今この時が一番楽しい」とのこと。
彼は今年1月で70才。正月明けに尋ねて来られました。「社長、まだ働いていい?」「どうぞ、どうぞ、あなたは若いから大丈夫。」「よろしくお願い致します!」
彼の味のある線で描かれた設計図は、頓に評判で、お客様が額に入れて記念に飾られていると、別情報から聞こえて来ています。
余人をもって代えがたし「彼」はアイ・ホームの宝です。

 

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